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全通、初の『ヒヤリハット集』を刊行

2010年2月9日

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-安全バイブルとして活用、「安全な職場作り」を推進-

 株式会社全通(社長:宮永恒政、本社:埼玉県戸田市、以下全通と呼称)は、「安全な職場作り」に向けた取り組みとして、社員が体験したヒヤリハット注)事例を集めた「全通ヒヤリハット集」(以下、「事例集」)を初めて刊行しましたのでお知らせいたします。

全通は、高度な品質管理が求められる生鮮三品の輸配送と物流加工を主要業務として展開しております。社会から道路という仕事場を借りて事業をする者の義務として無事故をお返しするという経営方針の下、輸送はもちろんのこと、業務全般の安全確保を経営の最優先として、「事故ゼロ」達成に向けてさまざまな努力と施策を実施してまいりました。

これまでもヒヤリハット情報については、事故情報と同様に発生の都度、各事業所に連絡し情報共有と安全啓発を行っておりましたが、事故予防を一層強化させるため、改めて全社員より900の事例を収集し、代表的な165の事例を集約した本格的な冊子として刊行しました。今後も定期的に情報を更新し、安全啓発を進める予定です。

今回の事例集では、写真や状況図を掲載し理解度を高めたほか、体験当事者からのアドバイスなども掲載し、ポイントを理解しやすくしました。検索も業務別、行動別に可能で、相手別や原因別など分析も充実させています。また、個人や事業所単位で事故の予防活動が行えるよう、危険予知トレーニング方法も掲載し、現場で活用できるよう工夫されています。

全通ヒヤリハット集 【「全通ヒヤリハット集」概要】
形 式:A5版 カラー印刷
192ページ
掲載内容:「部門別データ分析」
「部門別主要事例」
基幹運輸部門&生活物流部門 122例
物流加工部門 43例
「危険予知トレーニングについて」 他
貸与範囲:全通グループ 全社員

このヒヤリハット集は、社員全員に貸与という形で1冊ずつ配付いたしました。各自が本事例集を安全のバイブルとして責任を持って管理、活用することで事故ゼロをめざしてまいります。全通は、物流品質の向上や環境への配慮はもちろん、安全運輸マネジメントについても全力で取り組んでまいります。

以上

注)ヒヤリハット:文字通り「ヒヤリとした、ハットした」事故になってもおかしくない事例のこと。
     これを収集・分析することにより、重大事故を防ぐことができる。

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