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「田んぼの生きもの調査」を実施しました(SDGsの取り組み)

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SBSゼンツウ株式会社(社長:池田伸之、本社:東京都新宿区)は、基幹物流部門運輸部、3PL事業部広域物流部を中心に2020年からNPO法人『里山再生と食の安全を考える会』に参加し、全協会と共に里山の魅力を取り戻す活動を支援しています。本活動の一環として、7月27日、茨城県つくば市において、 有機・無農薬農法の成否と密接なかかわりのある、いきもの調査(いきもの観察・生育調査)を実施しました。

当日はパルシステム生活協同組合連合会 産直推進課の田村様を講師にむかえ、総勢28名(うちお子さま5名)が5月に田植え体験を行った田んぼの周辺を散策し、大人も子どもも網と虫かごを持って、昆虫や水棲生物を捕獲しました。
一般的に、田んぼ周辺で生息する生きものの種類が多いほど自然環境に近く、有機農法・無農薬農法の取り組みが成功しているといわれています。
田村様には、ご用意いただいた資料をもとに捕獲した生きもの(ゲンゴロウやトンボ、ヤゴ類、バッタ類など)の特徴や、田んぼと生きものの関係をわかりやすく説明いただき、安全な環境が構築された圃場でお米が育っていることを確認することができました。

本活動は、SDGsの17の目標のうち、「2.飢餓をゼロに」「15.陸の豊かさを守ろう」という2つの目標の達成に貢献するものと考えています。10月頃には、稲刈り体験を予定しており、これらの活動を通じて稲作・有機野菜の栽培の大変さや、生物環境における田んぼの重要性を再認識すると同時に、自分で育てた作物の美味しさなどの体験を通して、子どもたちの食育にも貢献してまいります。

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