センターオペレーション
機能別に3タイプの物流センターを運営
迅速化な作業でリードタイム短縮に貢献
私たちSBSゼンツウでは、お客様から機能別に3タイプの物流センター運営業務を受託しております。そのうちの1つは「共同配送(共配)センター」。産地やメーカーの生産拠点から集荷した(納品された)商品を、入荷して検品・検温(芯温測定)などを行った後、一時保管や仕分け・小分けといった作業を施してから、物流センターや店舗、各地域のセットセンターに供給する業務を担っております。全国から寄せられる商品を総量で荷受けした後、各地の物流センターに必要量を振り分けるクロスドック機能を有する拠点という位置付けです。
2つめは「セットセンター」と呼ばれる拠点です。このセンターの機能は、個人別・グループ別・店舗別に、商品をケース単位あるいはピース単位でピッキングして荷揃え(セット)することがメーンとなります。オリコンや発泡スチロール製ケースに詰め込んだ商品に冷媒やチラシなどを入れてパッキング。その後、店舗や宅配向けの供給拠点となる地域デポに商品を出荷しております。
そして3つめが「地域デポ」。この拠点では、「セットセンター」から送り込まれてきた荷揃え済み商品を、配送ルート別にトラックに積み込む作業を手掛けております。宅配時に回収するオリコンやその他容器の持ち戻り拠点としても機能しております。
当社が各物流センターで取り扱っている商品は、青果物など賞味期限の短い商品が大半を占めております。そのため、商品の品質を劣化させないためにも、各拠点ではスピーディーな作業処理が不可欠です。個人向けなどではとりわけ細かな作業が要求されますが、出荷間違いや破損といった作業ミスを発生させない高度なオペレーションを展開することで、お客様から高い評価を得ております。