情報システム
配送トラック対象に動態管理システム導入
車両の位置情報などをリアルタイムに管理
自社の大切な製品がきちんと時間通りに指定場所に届けられているのか。納品リードタイムの短縮や配達指定時間帯の細分化などお客様ニーズがより高度化する中、配送トラックの現在状況をリアルタイムに把握できる動態管理システムを導入する物流会社が相次いでおります。私たちSBSゼンツウでも、そうした声にお応えしていこうと、動態管理システムを採り入れていく動きを加速させております。
例えば、外食チェーン向けの店舗ルート配送サービスや量販チェーン向けセンター便サービスなどを展開する当社の大宮営業所(基幹運輸部門)では2006年4月、車両20台を対象に動態管理システムを導入いたしました。同営業所ではこのシステムを活用することで、車両の現在位置や作業ステータス(休憩中・納品中など)情報をリアルタイムに把握。そのデータを基に、各車両のドライバーたちに作業指示を出すほか、計画通りに作業が進んでいるかどうかのチェックに役立てております。
また、同システムはデジタコと連動。そのため、営業所では過去の走行データを分析することで、安全運転・エコドライブの推進に向けたドライバーへの教育・訓練活動にも活用しております。
今後、当社では、こうした配送トラックを対象にした動態管理システムの導入を積極化していくとともに、お客様の物流コスト削減や「情報の見える化」につながる各種物流情報システムの開発・運用に取り組んでいきたいと考えております。